■はじめに
一般的な5vs5フル模擬のレギュレーションに則りつつ、
白兵の正しく理想的な運用方法を考察。
(主流である砲撃を主軸にした艦隊を自/敵艦隊として設定)
−白兵とは
敵味方(各1隻の艦)が至近距離まで接近した時に発生、
白兵状態となった艦は完全に停止し、
操船/砲撃/一部のスキルを除いて発動不可の状態となる。
おおよそ7秒に1度、
スキル/アイテム/撤退の判定が先攻/後攻の順に(一部例外有り)発生し、
その際に自/敵船の白兵ステータスと発動スキルによって
計算された殺傷値が船員を減少させる。
先攻後攻どちらかの撤退が成立した時点で両艦の白兵状態は解除、
白兵解除時の自/敵船の運動状態は
以下のように決定されると思われる(仮定)
1.白兵発生直前までの自船の(何割かの)速度が復元
2.白兵発生直前に切った舵入力から白兵発生の瞬間までに
消化しきれなかった旋回入力分の旋回が自動発生
3.白兵終了後に入力した旋回が反映
撤退終了後、10秒間ほどは前回/前々回に白兵接触した
相手の再白兵を受け付けない状態となる。
(他敵船の白兵接触は受け付け判定有)
−白兵の効用
A.白兵スキル等の発動により相手の船員を殺傷させる
殺傷によって必要船員数を割り込ませれば
相手は旋回/速度/砲撃力の低下に至り、
船員を0にまで減らせば相手は完全に行動不能となる。
白兵によって減少した船員は僚艦の
外科医術スキルによって回復可能、
しかし被害艦の応急処置スキルR数に1人が回復不能となり、
また味方船員の殺傷数と必要外科回数は比例して増加するので
速いペースで船員を殺傷すれば敵艦隊に追加作業量を課す事となり
それによって操船ミスを誘発する事ができる。
B.白兵によって敵艦の動き/砲撃/スキルを封じる
自船も無論同じ状態になるが状況を選び、
また(自分より)優秀な敵艦に対して積極的に
白兵状態に持ち込み動きを封じれば敵艦隊にとって
優秀な艦が一時的に動けなくなるので戦術上の妨害として成立する
また艦隊戦の特徴として同じ1差でも
5-4より2-1の方が圧倒的に有利である事が示すとおり
優勢に立った側は基本的に白兵で拘束状態にする事自体が
僚艦にチャンスを与える事に繋がる。
C.白兵抜け直後に適切な位置で砲撃を与えて撃沈する
白兵中は敵艦が停止し、味方僚艦がターゲットとして
補足し易くなる上に、白兵抜け直後の進路は
ある程度予想し易いので
進路を予想した上でCritical/Comboを成立させて撃沈する。
しばしば白兵中アイテムの浸水の錐を併用する事がある
−ここから概念的な話
白兵の効用と前述しているが言ってしまえば↑のA.B.Cは
白兵によって自艦隊が得ることができるメリットを
分解して述べているだけである、
そのメリットを適切な状況で活用(=敵艦隊が嫌がる状況)すれば
白兵は艦隊戦において重要な手段となり得る事ができる。
しかし逆に言えば白兵それ自体が常にメリットを自艦隊にもたらす
訳では決してない、こちら側の艦隊で誰かが白兵しているという事は
敵艦隊の誰かもまた同時に白兵している事でもある、
要はその白兵からどのようなメリットを引き出して
自分達に利する事ができるかが、
正しい白兵の運用方法である事は間違いない。
−各ポイントにおける留意点
さて白兵がさまざまな効用を複合的に秘めた手段で
ある事はなんとなくイメージして頂けただろうか、
しかし白兵を活かす為にはそれに応じた状況が必要になる、
逆に言えば現在の状況に合わない白兵は相手を利する
行為となり得る可能性があるという事、
以下に各ポイントのメリットを引き出す上で
留意しておくべき懸念要素を書き出しておく。
・Aの留意点
Aのメリットに関しては少なくとも味方僚艦に依存しない
単独で成立し得るメリットだが大きな問題点を幾つか抱えている、
まずこちらが相手に対して白兵時における
優位を確保しなければならないという点
優位とは要するに相手を上回る白兵ステと白兵スキルである
現在の模擬は9割以上を戦列艦が占めており、
船による差別化は特化しなければ厳しい状態にある、
また白兵ステを確保するにはまず砲術家は不向きであり、
白兵スキル/ステを高める為の白兵戦ブースト装備は
砲撃戦ブースト装備と装備箇所でトレードオフを迫る物が多い、
よってAのメリットを引き出すには
ある程度白兵優位に特化する必要が出てくる事となる。
また相手が4名以上いる状態での一般的な白兵特化戦列による
突撃は相手にそこまで外科量を要求する事ができない(除:混乱)
3名以下に持ち込めば効果を発揮する事ができるが、
相手を3名以下にまで減らすには砲撃において優勢である前提があり、
また例えば5-3などの状態になれば白兵によるメリットは
Aだけではなく後述するBの面でも発揮されるので
白兵優勢を確保していない戦列艦でも白兵は十分有効となり、
Aのメリットに拘る必要が無くなってしまう
白兵特化戦列が本領を発揮するのは3-3.2-2などの
少数同数状態になった時であり、
その時は白兵特化戦列の殺傷数でも敵艦隊の外科要因の少なさ
故に十分脅威となる事ができる。
だがAのメリットはこちらが数的劣勢になると
混乱白兵などを除いて完全に消滅する
数的劣勢側の白兵は敵艦隊にBのメリットを強烈にもたらすだけであって
後述するC(白兵抜けCri)を狙う場面以外での
白兵は全て無用と考えるのが妥当であり、
一般的な白兵特化戦列にてAのメリットが効果的に働くのは
同数少数時の消耗戦か優勢確保時である事に留意する必要がある。
・Bの留意点
Bは敵の修理/外科/砲撃/移動等を塞ぎ、
いわば相手の目的を妨害する事によって得られるメリットである
実際にメリットを享受するのは自分以外の僚艦であり
(総じるなら艦隊への貢献ともなるが)
自分も白兵によって行動を妨害される事を承知した上で取る手段。
当然だが相手の目的がBそれ自体だった場合
こちらにメリットはほぼ無い(相手側の優勢時)
例外的に劣勢時に相手がCの白兵抜けCriを
自艦隊提督に行おうとしている場合に
緊急的に接弦してBのメリットを引き出す場合があるが
それもあくまでその場しのぎであって危機的な状況をやりすごせば
すぐに白兵から離脱すべきである。
また例え優勢時においてBのメリットを狙った白兵であっても
相手側はCを狙うチャンスがまだ存在するので必ずしも
ノーリスクで手放しに行使できる手段という訳ではなく、
状況によってはBのメリットを引き出しつつも
相手にCのメリットを与える事に成りかねない。
・Cの留意点
白兵抜け運と僚艦の待機Cri技術に依存しているのが最大の特徴
乱数によって決定した白兵撤退から相手に回避行動を取らせる前に
沈める事ができるので上級者の死因の多くを占める、
白兵中に停止した僚艦に合わせて砲撃する艦も停止しなければ
ならないので船速を完全に失うのが弱点、
場合によっては船速を落とさないまま仕留める事も可能だが
基本的に停船状態から狙う事となる、
技術さえあればある程度欠点をカバーできる事ができるが、
しかし撤退決定の乱数に依存する事それ自体が欠点とも言える、
狙える状況は優勢劣勢問わずきわめて多彩なので
状況によってかなり変わるとは言え
船速を失う事、1隻の敵艦に対して2隻の船が速度を失う事は
一時的であれ他僚艦へとターゲットを絞られる可能性を
孕んでいる点に注意する必要がある。
疲れたので続きはまた今度だ・・・、
適当に校正はしていく。
一般的な5vs5フル模擬のレギュレーションに則りつつ、
白兵の正しく理想的な運用方法を考察。
(主流である砲撃を主軸にした艦隊を自/敵艦隊として設定)
−白兵とは
敵味方(各1隻の艦)が至近距離まで接近した時に発生、
白兵状態となった艦は完全に停止し、
操船/砲撃/一部のスキルを除いて発動不可の状態となる。
おおよそ7秒に1度、
スキル/アイテム/撤退の判定が先攻/後攻の順に(一部例外有り)発生し、
その際に自/敵船の白兵ステータスと発動スキルによって
計算された殺傷値が船員を減少させる。
先攻後攻どちらかの撤退が成立した時点で両艦の白兵状態は解除、
白兵解除時の自/敵船の運動状態は
以下のように決定されると思われる(仮定)
1.白兵発生直前までの自船の(何割かの)速度が復元
2.白兵発生直前に切った舵入力から白兵発生の瞬間までに
消化しきれなかった旋回入力分の旋回が自動発生
3.白兵終了後に入力した旋回が反映
撤退終了後、10秒間ほどは前回/前々回に白兵接触した
相手の再白兵を受け付けない状態となる。
(他敵船の白兵接触は受け付け判定有)
−白兵の効用
A.白兵スキル等の発動により相手の船員を殺傷させる
殺傷によって必要船員数を割り込ませれば
相手は旋回/速度/砲撃力の低下に至り、
船員を0にまで減らせば相手は完全に行動不能となる。
白兵によって減少した船員は僚艦の
外科医術スキルによって回復可能、
しかし被害艦の応急処置スキルR数に1人が回復不能となり、
また味方船員の殺傷数と必要外科回数は比例して増加するので
速いペースで船員を殺傷すれば敵艦隊に追加作業量を課す事となり
それによって操船ミスを誘発する事ができる。
B.白兵によって敵艦の動き/砲撃/スキルを封じる
自船も無論同じ状態になるが状況を選び、
また(自分より)優秀な敵艦に対して積極的に
白兵状態に持ち込み動きを封じれば敵艦隊にとって
優秀な艦が一時的に動けなくなるので戦術上の妨害として成立する
また艦隊戦の特徴として同じ1差でも
5-4より2-1の方が圧倒的に有利である事が示すとおり
優勢に立った側は基本的に白兵で拘束状態にする事自体が
僚艦にチャンスを与える事に繋がる。
C.白兵抜け直後に適切な位置で砲撃を与えて撃沈する
白兵中は敵艦が停止し、味方僚艦がターゲットとして
補足し易くなる上に、白兵抜け直後の進路は
ある程度予想し易いので
進路を予想した上でCritical/Comboを成立させて撃沈する。
しばしば白兵中アイテムの浸水の錐を併用する事がある
−ここから概念的な話
白兵の効用と前述しているが言ってしまえば↑のA.B.Cは
白兵によって自艦隊が得ることができるメリットを
分解して述べているだけである、
そのメリットを適切な状況で活用(=敵艦隊が嫌がる状況)すれば
白兵は艦隊戦において重要な手段となり得る事ができる。
しかし逆に言えば白兵それ自体が常にメリットを自艦隊にもたらす
訳では決してない、こちら側の艦隊で誰かが白兵しているという事は
敵艦隊の誰かもまた同時に白兵している事でもある、
要はその白兵からどのようなメリットを引き出して
自分達に利する事ができるかが、
正しい白兵の運用方法である事は間違いない。
−各ポイントにおける留意点
さて白兵がさまざまな効用を複合的に秘めた手段で
ある事はなんとなくイメージして頂けただろうか、
しかし白兵を活かす為にはそれに応じた状況が必要になる、
逆に言えば現在の状況に合わない白兵は相手を利する
行為となり得る可能性があるという事、
以下に各ポイントのメリットを引き出す上で
留意しておくべき懸念要素を書き出しておく。
・Aの留意点
Aのメリットに関しては少なくとも味方僚艦に依存しない
単独で成立し得るメリットだが大きな問題点を幾つか抱えている、
まずこちらが相手に対して白兵時における
優位を確保しなければならないという点
優位とは要するに相手を上回る白兵ステと白兵スキルである
現在の模擬は9割以上を戦列艦が占めており、
船による差別化は特化しなければ厳しい状態にある、
また白兵ステを確保するにはまず砲術家は不向きであり、
白兵スキル/ステを高める為の白兵戦ブースト装備は
砲撃戦ブースト装備と装備箇所でトレードオフを迫る物が多い、
よってAのメリットを引き出すには
ある程度白兵優位に特化する必要が出てくる事となる。
また相手が4名以上いる状態での一般的な白兵特化戦列による
突撃は相手にそこまで外科量を要求する事ができない(除:混乱)
3名以下に持ち込めば効果を発揮する事ができるが、
相手を3名以下にまで減らすには砲撃において優勢である前提があり、
また例えば5-3などの状態になれば白兵によるメリットは
Aだけではなく後述するBの面でも発揮されるので
白兵優勢を確保していない戦列艦でも白兵は十分有効となり、
Aのメリットに拘る必要が無くなってしまう
白兵特化戦列が本領を発揮するのは3-3.2-2などの
少数同数状態になった時であり、
その時は白兵特化戦列の殺傷数でも敵艦隊の外科要因の少なさ
故に十分脅威となる事ができる。
だがAのメリットはこちらが数的劣勢になると
混乱白兵などを除いて完全に消滅する
数的劣勢側の白兵は敵艦隊にBのメリットを強烈にもたらすだけであって
後述するC(白兵抜けCri)を狙う場面以外での
白兵は全て無用と考えるのが妥当であり、
一般的な白兵特化戦列にてAのメリットが効果的に働くのは
同数少数時の消耗戦か優勢確保時である事に留意する必要がある。
・Bの留意点
Bは敵の修理/外科/砲撃/移動等を塞ぎ、
いわば相手の目的を妨害する事によって得られるメリットである
実際にメリットを享受するのは自分以外の僚艦であり
(総じるなら艦隊への貢献ともなるが)
自分も白兵によって行動を妨害される事を承知した上で取る手段。
当然だが相手の目的がBそれ自体だった場合
こちらにメリットはほぼ無い(相手側の優勢時)
例外的に劣勢時に相手がCの白兵抜けCriを
自艦隊提督に行おうとしている場合に
緊急的に接弦してBのメリットを引き出す場合があるが
それもあくまでその場しのぎであって危機的な状況をやりすごせば
すぐに白兵から離脱すべきである。
また例え優勢時においてBのメリットを狙った白兵であっても
相手側はCを狙うチャンスがまだ存在するので必ずしも
ノーリスクで手放しに行使できる手段という訳ではなく、
状況によってはBのメリットを引き出しつつも
相手にCのメリットを与える事に成りかねない。
・Cの留意点
白兵抜け運と僚艦の待機Cri技術に依存しているのが最大の特徴
乱数によって決定した白兵撤退から相手に回避行動を取らせる前に
沈める事ができるので上級者の死因の多くを占める、
白兵中に停止した僚艦に合わせて砲撃する艦も停止しなければ
ならないので船速を完全に失うのが弱点、
場合によっては船速を落とさないまま仕留める事も可能だが
基本的に停船状態から狙う事となる、
技術さえあればある程度欠点をカバーできる事ができるが、
しかし撤退決定の乱数に依存する事それ自体が欠点とも言える、
狙える状況は優勢劣勢問わずきわめて多彩なので
状況によってかなり変わるとは言え
船速を失う事、1隻の敵艦に対して2隻の船が速度を失う事は
一時的であれ他僚艦へとターゲットを絞られる可能性を
孕んでいる点に注意する必要がある。
疲れたので続きはまた今度だ・・・、
適当に校正はしていく。
コメント
こんな小難しい文章が読めるか!
俺がわかりやすく白兵について解説しよう。
先ず、剣術と突撃スキルを15にする、全ての話はそれからである。
次に敵船と接弦したら問答無用で突撃を連打する、それだけである。
自分で書いていて気付いたが、この解説はじのーび氏の白兵スタイルに正鵠を射ており、過不足なく物語っている。w
チュッパチャップスやるから仲良くしゃぶれよ